名医になる

名医

患者さんからすれば、病気になったらできるだけ「名医」に診て欲しいというのは正直なところではないでしょうか。
名医というのは、一体どういう医者でしょう?
テレビに出ている人?口コミが良い人?知り合いの紹介?など選択基準はいろいろあるでしょう。
北海道に名医がいると聞けば、そこに行くでしょうし、何時間も順番待ちがあると言われても待つと思います。
名医に診て欲しいのですから、医者は全員「名医を目指す」べきでしょう。
治療に対する最新の知識を習得し、技術を磨き続けるという努力をしている人は名医と呼ばれるようになると思います。
もちろんそんな努力だけで出世できるような甘い世界ではないかもしれません。
白い巨塔ではないですが、いろんな立場の人がいろんな立場で声を上げる場所であり、声を上げられない場所でもあるのが病院なのだといいます。
どこの世界でも同じですが、自分の思うように物事を動かすにはたくさんの根回しが必要だったりします。
組織にとっては正しくても、世間では受け入れられないこともあれば、逆に組織の中では認められなくても世間では正しいこととして受け入れられる場合もあります。
よく「組織が腐っていたら」と言いますが、所属する病院がダメ病院ならそこでいくら出世しても名医とは呼ばれないかもしれません。
また、病院の評判が悪くても医者だけが突出して評判を取る場合もあります。
大学病院でも人気のある科とそうでもない科がありますし、敵対している科もあったりするといいます。
テレビに出ている医者は暇だからという人もいますし、名を挙げているのは要領がいいからという人もいます。
やはり口コミというのが一番信用できるのかもしれません。
とはいえ患者さんとの相性もありますし、病院に機材がないという理由で転院する場合もあります。
こういったことから、患者さん側から名医を見つけるというのはとても難しいのではないでしょうか。
一番良いのは、誰もが「自分は名医だ」と胸を張って言える自覚と実績を兼ね備えている医者が増えることではないでしょうか。

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